接骨院の独自の施術としてテ−ピングがあります。整形外科と違いレントゲンや注射は出来ませんが、早期のテ−ピングによって患部の安静がとれ、 治癒日数を短くできます。固定をしないために一ヶ月たってもはれのひかない、患者さんをよく見かけます
当院では何種類かのテ−プを使って、固定、安静、循環を良くする、補強等に役立てています。
- アンダ−ラップ・・・ホワイトテ−プの下に張りかぶれを予防します
- ホワイトテ−プ・・・固定用(38mm,51mm)として捻挫などの初期時に使います
- キネシオテ−プ・・・循環をよくするとともに補強も
- スパイラルテ−プ・・・独自の理論による固定、循環の向上、たとえば腱鞘炎などの時に固定をします
- チタンテ−プ・・・循環の向上 肩こりや腰痛の緩和など、小さいのでかぶれやすい人にも使えます
ホワイトテ−ピングの利点、弱点
- 張ったときに確実に固定でき、かさも低く軽くて靴をふつうに履ける
- 風呂などに入るときは濡れてしまう
- 毎回張り替えるとコストがかかる
- 固定期間は1週間くらいなので、サポ−タ−を買うより安価である
- ギブスより取り外しが簡単なので、固定期間中でも電気治療などができる
キネシオテ−プの利点、弱点
- テ−プを張ることによって皮膚下の循環が良くなるので痛みの元を押し流してくれる
- 少し固定が出来るので筋肉の補強をしてくれる。肩などに有効
- 長さが自由にとれるので、腰や股関節など大きな部分にも張れる
- あらかじめ張っておくことで運動後の疲れが取れやすい
- 皮膚がかぶれやすい人は長時間使えない
- 張るときの強さ、方向などちょっとした知識が必要です
チタンテ−プの利点、弱点
- 誰でも簡単にどこにでも張れる
- 小さいのでかぶれにくい
- 安価である 70マ−クで756円なので1個10円くらい
効果もあり、スポ−ツ選手などもよく使っているテ−ピングですが、案外張り方を
知っている人は少ないようです。
日々の生活の向上に役立ててみませんか?
当院ではテ−ピングについて指導もしています。
けがをしたときだけでなく、スポ−ツの前後、山登りやウオ−キングの前など
にも
テ−ピングをすることにより、疲れを早く取ったり、予防の効果があります。